家二郎のにんにくコストパフォーマンス~国産か中国産か
にんにくマシ、やりたいですよね。マシマシでもいいですよね。
みじん切りのにんにく、二郎(=インスパイア含む)のおいしさのベースになっていると思います。
#家二郎 を作り始めて、もう7回目でしょうか。
麺以外はだんだん分かってきました。が、にんにくがないことには何も始まりません。
とにかくにんにくが大事!
味の決め手となるにんにく。普通にスーパーで買おうとすると、国産のにんにくはこの時期、青森産ばかりですね。
や、この時期に流通しているのが青森産ということ。もしかして季節的な出荷特異地なのかと思ったら、日本国内の流通においては、国産ニンニクの80%を青森県産が占め(市町村別では、十和田市が最も多く生産)ている様子。
とはいえ、”中国が世界のニンニク生産量の8割を占めている”ようで、中国産のにんにくなんか、まさにパッチもんだと思っているわけです。
正直、にんにくの「味」しません。にんにくっぽい味はしますけど。
国産にんにく、中国産とは10倍の価格差
中国産が3個で¥95。
1個(というひとかたまり)=¥30。
国産(青森産)が1個で¥177。
ただし、この¥177はすっごい小さいサイズで¥177。普通サイズだと¥298ですね。
よって、1個あたりの価格差は、約10倍くらいになるわけです。
10倍って、冷静に考えると、ものすごい差、というか、
もうそれ別物ですよねw
家二郎でこそ、にんにく重要です
豚の作り方、およびスープへの反映の仕方はだいたいわかってきました。
あとは、全体の調和をつくる「脂」と「にんにく」と「タレ」ですが、脂とタレの比重は別にどうってことなくて、決め手はにんにくだったりします。
まあ、ときどき、豚の作り方に失敗はします。
これ↓、ちょっと「とろける」感がイマヒトツでしたw
家二郎つくるなら中国産にんにく
国産にんにく、ちょっと上品な味わいです。
とにかく、にんにくの押しとか、まとわり感は、国産にんにくでは出せません。
や、なにが言いたいかというと
1.国産にんにくを使っていると、コスト的にかなり問題に
国産にんにく¥289はスーパーでの価格なので、業務用に仕入れたとして、まあ半額としても¥150(と仮定)。
トッピングとして普通に「にんにく」でも2片使うとして2/6で¥50。
スープに仕込むのは、1杯分に同量使うとさらに¥50。
にんにくだけで、¥100。
マシマシなんかにしたら、さらに¥150、ってとこか。
原価で¥300がにんにくに使われると想定されるわけです。
2.ちょっとありえない原価になりました、国産にんにく換算だと
国産にんにくで計算すると、1杯あたり¥300もにんにくだけでかかってしまうわけですが、これを中国産にすると、コストが1/10になるので、¥30というとこ。
なので、香りは国産の比ではありませんが、脂いっぱいの二郎では、中国産のにんにくがコスト的にもボリューム的にも適しているといわざるを得ません。
にんにく、大事なんですがコスト高いっす
家二郎でも存在感、大きいです。
にんにく、マシマシにしたいですね。
↑これだけにんにくをいれるとなると、にんにく2/3、すなわち4片以上はいっていると思われるので、中国産換算で¥20、国産換算で¥200相当になると思われるので、原価率的に国産使用はありえないのかなー。
¥600~800くらいの二郎に対し、にんにくだけでコスト¥200はちょっとないですね。
安い中国産にんにくを大量に使ったほうが、いい味になりそうですw
や、自分の作る家二郎には、国産にんにくしか使わないですけどね。
あ、宅麺で二郎インスパイア系、取り揃えるというのもアリかも!